【2/11(日)開催】検証!原発のゴミ最終処分地選定の前にすべきこと ~動員されない若者が考える「現世代の責任」~
2018年2月11日(日)13:00~16:30
SHIBAURA HOUSE 5階
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Concept
原発を動かすことで発生する高レベル放射性廃棄物―
政府や電気事業者は、「将来世代に負担を先送りしない」ためにも、原発のゴミの処分の道筋をつけることが、電気を使う「現世代の責任」であると強調し、最終処分地の選定を急いでいる。
2017年7月、経産省は自治体や国民の「理解」を得ようと、「科学的特性マップ」を発表した。
それを受け、経産省と高レベル放射性廃棄物最終処分の事業者である「原子力発電環境整備機構」(NUMO)が主体となって、全国各地域で意見交換会を開催した。
若者も動員されていたという意見交換会で議論のテーブルに上がるのは、最終処分候補地の選定のことのみ。
「ゴミが出ればゴミ捨て場が必要だ。ゴミ捨て場となる地域をどう公平に決めるか考えよう。」
本当にそれが「現世代の責任」なのだろうか。
3.11の教訓に立ったエネルギー政策、核燃料サイクルの必要性、そして、最終処分地選定や最終処分研究のために犠牲となった地域の歴史…
あまりに多くのことが議論のテーブルから隠され、最終処分地選定に問題が矮小化されている。
果たして、このまま原発のゴミの総量を決めずに、世代間公正を議論できるのか。
地域振興策と引き換えに、処分地を決めることが地域間公正を担保できるのか。
私たちには、原発のゴミの最終処分地選定の前にすべきことがある。
隠された話題をテーブルに上げて議論することが「現世代の責任」だ。
開催概要
日時:2018年2月11日(日) 13:00~16:30
(12:40開場)
場所:SHIBAURA HOUSE 5F(東京都港区芝浦3-15-4)
(JR田町駅芝浦口より徒歩7分/都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分)
主催:(特非)A SEED JAPAN
助成:(一社)アクト・ビヨンド・トラスト、パタゴニア
プログラム
○Part1.地域間・世代間の不公正問題
short movie(稲垣美穂子/ライター、映像制作)
総論:最終処分地決定プロセスにおける問題(西島香織/ASJ事務局長)
報告:高レベル放射性廃棄物処分事業はなぜ進まないか ~翻弄されたいくつかの地域の経験から~
(水藤周三/高木仁三郎市民科学基金事務局)
報告:電源三法交付金制度の問題と立地地域の社会変容
(藤原遥/一橋大学大学院経済学研究科)
現地報告:すべての自治体から核ごみ拒否の回答を得た37年間の記録
(石丸裕介/自治労岡山県本部)
○Part2.公論形成を目指す取り組み、現状と課題
話題提供:「立地問題」化から新たな公論形成へ
(寿楽浩太/東京電機大学准教授)
報告:韓国における最終処分場をめぐる公論形成の努力と示唆点
(高野聡/韓国・慶北大学行政学科修士)
○Part3.パネルディスカッションーあるべきプロセスとは何か
パネリスト:石丸祐介、藤原遥、寿楽浩太、高野聡、西島香織
モデレーター:水藤周三
お申込
フォームで▶https://goo.gl/forms/KXHsu8zwC1CrPQDC3
メールで▶info@aseed.org
(件名を「2/11シンポジウム申込み」とし、ご氏名、ご所属をお書き添えください。
お問合せ
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
E-mail:info@aseed.org
TEL:03-5826-8737
核ごみプロセスをフェアに!プロジェクト公式サイト
https://asjkakugomi.amebaownd.com/
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