【お知らせ】核ごみって何?を知る第一歩はここから~「チャルカ」上映会します@7/14(金)

みなさま

A SEED JAPAN西島です。こんにちは。

突然ですが、ある日とある農家さんから「牛の糞を今度からあなたの庭に埋めさせてください」と言われたらどうしますか?

理由は、「あなたは牛乳を飲んでいるから牛の排泄物にも責任があります」「どこかに埋めなければ、今後牛乳が作り続けることができなくなります」。

そんなこと、現実にはありません。(知り合いの農家さんはたい肥にしてご自身の畑などで使って循環させています…)


では電気はどうでしょう。


突然ですが、ある日とある業者さんから「原発のゴミを今度からあなたの家の裏の空き地に埋めさせてください」。理由は、「あなたは電気を使ってきたから責任があります」「どこかに埋めなければ原発を稼働し続けることができなくなります」……


北海道幌延町は、今から約30年前に、高レベル放射性廃棄物の貯蔵施設を誘致するという案が持ち上がり、激論になりました。当時の町長は賛成し、知事は反対。そんな中、住民の反対を押し切って、秘密裡に地質調査が行われました。

その後貯蔵施設建設の計画はなくなりましたが、その代わりに「地層処分研究センター」が建設され、今も「最終的に、処分場になるのではないか」との懸念があります。


酪農の町、幌延。そこで7月29日~30日、「ほろのべ核のゴミ全国交流会」開催されます。

この問題、もっと知ってほしい、私も、もっと知りたいと思い…

交流会のプレイベント(自称)として、『チャルカ〜未来を紡ぐ糸車〜』上映会を開催いたします!

高レベル放射性廃棄物(いわゆる「核のごみ」は、「難しくってわかりづらい」「個人としてどうこうできる問題じゃない気がする」など、色々なご意見を聞くことがあります。

でも、まずは、

「身近な地域に核廃棄物が来るって、いったいどういうことなんだろう?」

ということを、幌延の歴史から一緒に見てみませんか?

当日は、映画監督の島田恵さんもいらっしゃいます。ぜひ、起こし下さい!


詳細はこちらから!

核ごみプロセスをフェアに!

商業用原発が稼働してから60年の間に、約18,000トンの”使用済み核燃料”が排出されました。これまでの処分場誘致のプロセスは決して民主的なものとは言い難い結果です。そんな中、経産省は、2017年度中に高レベル放射性廃棄物の処分地に適した地域をマッピングして、公表する予定です。そこでA SEED JAPANでは、「公正なプロセス」とは何かを探るため、草の根のプロジェクトを立ち上げました。

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