【NUMOの調査チーム設置と委員選任に関して】

原子力発電環境整備機構(NUMO)は2017年11月30日付のプレスリリースにて、

「科学的特性マップに関する意見交換会」における不適切な参加者募集に関する事案の調査チームを設置し、委員を選任したと発表しました。

11月14日付ご報告の事案に関する「調査チーム」の設置について


しかし、これはA SEED JAPANが求めている検討委員会の構成とは著しく異なるものでした。

【A SEED JAPANの提言】地層処分事業推進の前に、信頼の獲得と将来世代への 負担軽減のために徹底した検証と情報公開を ~NUMO意見交換会における「不適切動員」を受けて~

提言1より抜粋:

「検証委員会の委員からは、NUMO、経済産業省、資源エネルギー庁、電力会社、原子力関連事業者、原子力研究機関の在籍者・出身者、およびそれらから資金供与を受けたことのある者を除外すること (※1)。NUMOおよび資源エネルギー庁は、検証委員会の検証に対して、あらゆる情報を公開して検証に協力すること。委員名簿は公開すること。」

そこで、A SEED JAPANは12月1日(金)に、NUMOに対して下記の追質問を行いました。

・検討チームの人選がどのように行われたか。
・検討結果を外部から評価する第三者委員会を作るつもりなのか。
・検討結果発表後の流れで決まっていることがあるか。

NUMOからの返答があれば、随時こちらのWebサイトにアップさせていただきます。


核ごみ処分の公正なプロセスを求めて…

何かしらのご返答をいただけることを願います。


核ごみプロセスをフェアに!

商業用原発が稼働してから60年の間に、約18,000トンの”使用済み核燃料”が排出されました。これまでの処分場誘致のプロセスは決して民主的なものとは言い難い結果です。そんな中、経産省は、2017年度中に高レベル放射性廃棄物の処分地に適した地域をマッピングして、公表する予定です。そこでA SEED JAPANでは、「公正なプロセス」とは何かを探るため、草の根のプロジェクトを立ち上げました。

0コメント

  • 1000 / 1000